盛況、立春大吉・大豆収穫祭。

しばらく我が家の食卓には、油揚、豆腐、納豆などが豊富な状態が続きます。昨日は風が冷たかったですが、大勢の方がTV神奈川のホールに集まっていました。横浜でこの催しをやるようになって3年目なのだそうですが、実は今回が初めての参加だったので、こんなに規模の大きな会だとは思っていませんでした。会場には、子供たちが描いた絵がびっしりと貼られ、大豆を育てたり、加工されたりしている方々のブースもぎっしり。もっと大きな鞄をもってくるんだっとと思っても後の祭りです(笑)。

虫や動物は、声も出すし、動くから、観察するのは楽なんです。そうではない植物を観察するということは、子供たちの内発力を高めることに繋がります。

辰巳先生の冒頭の挨拶にはこんな言葉が含まれていました。ふと見ると子供たちが、手打ちうどんを捏ねている後ろ姿、のり巻きの形を整えている姿が。なぜかそのほとんどが男の子。観察ではないかもしれませんが、触感もフルに使って自分でものを最後まで完成させるという体験は、彼らを夢中にさせているように見受けられました。


欧州はいんげん豆圏だが日本は大豆圏である、とはやはり辰巳先生から教わったこと。この会場に所狭しと並ぶ、色も産地もとりどりの大豆、そしてそれらを使った加工食品の数々。例えば、シンプルに塩を少々加えて煮た"だけ"の大豆は、よい香りもすれば、程よい食感で、舌が全体でその味を受け止めるのが分かりますし、煮汁がとろりとさえしています。普段よく見聞きする例とは違いますが、これだけでも「ごちそう」だと思わずにはいられないものでした。


会の運営に携わられた多くの方々、本当にお疲れさまでした!