今月のスープ、二つ。

みなさん、こんにちは。
ここ数日、東京は雨がちの天気が続いて、晩秋らしい冷え込みです。会社でも、電車に乗っていても、風邪気味なのでしょう、咳き込んでいる方が多く目につきます。みなさんもどうぞお気をつけ下さい。


さて、先週末の教室は「クレソンのポタージュ」と「スペインのおじや風スープ」でした。
湯布院の柔らかくも力のあるクレソンをたっぷり使ったポタージュは、いつ頂いても体が目覚めるような感覚が味わえます。麦が取れなかったスペインで食べられていた隠元豆は、ミルポアで旨味をもらい、米やジャガイモ、卵とも出会い、まさにおじやのような食べるスープになります。これ、個人的に中々好きなスープです。



ところで裏方ではスープの味がいつもとは少し違うことが話題に。例えば、クレソンのポタージュは、クレソンの味わいが前面に出すぎているのではないか、と。話になったのは、この夏の酷暑です。北の大地•北海道でも例外では無く、ジャガイモの生育に問題が出てしまったことは、TVのニュースでも取り上げていたと思いますので、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。真相は分かりませんが、同じ様な事を感じられている方もいらっしゃるのではないでしょうか。もしそうだとすれば、かくも日々と食はつながっているという一例、なのかもしれませんね。。。