優しさについて考える会、終了しました。

みなさん、こんにちは。
今年は秋の訪れ、本当に早く感じます。我が家は8月末からの電気代も昨年に比べて目に見えて少なくなっていますので、実感とも合っています。


そんな秋の山で、多くの方が巻き込まれた大災害が起きてしまいました。捜索にあたる方も命がけで対応して下さっている様子が伝えられています。一刻も早く、全員の方の救助が実現しますよう…。


さて、既に一週間以上経ってしまいましたが、カイロス会のテーマである"優しさ"について「考える会」が四ツ谷で開かれました。会は、辰巳先生のお話で始まりました。








スープの向こうに何があるか。スープだけでなく、ものごとの一つ向こうを感じ取れる人になりたい。ものごとに丁寧に付きあっていることで、ものそのものが、私たちを連れていってくれます。しかし、感じ取れる人であるためには、自分を手放せる人じゃなくてはダメ。人は飾ってしまうけれど、ものは粉飾しません。だから難しいことけれど、ものがそれを練習させてくれます。

静かな会場の空気が、さらにピンと張ったように感じられました。

優しい人になるためにはどうしたらいいか。優しくなるための要素、段取りは三つあると思います。「悲しみへの共感」「弱さを受け入れる」「感謝をする」です。

上智大学竹内修一先生は、辰巳先生の言葉を引き継いで、そう話し始められました。


参加者のアンケートにも、「3つの点をわかりやすく丁寧に説明下さいました」「スープをつくる技術以前の、生きてゆく上での大切なお話でした」などの声が、いくつも記されていました。ヒントをいただいただけでなく、素直に納得できたことが伺えます。直前まで内容を、伝え方を熟考して下さった竹内先生に、改めて参加者を代表して感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
(詳しくは…カイロス通信を、今しばらくお待ち下さい)