図書館を便利に使おう

みなさん、こんにちは。
まだまだ真冬の東京です。明日の最低気温予想は0℃。測定するところは大手町ですから、ちょっと郊外にいったら、きっと氷点下ですね。


さて、みなさんは図書館をお使いになられていますか?僕は、ここ数年次元の図書館をよく利用するようになりました。家の中に置き場所がほとんどないということもあるのですが、図書館に読みたい本があるかどうかが直ぐに分かるようになったことも大きな理由です。ご存知の方も多いかとは思いますが、今日は図書館の便利な使い方についてご紹介しようと思います。

自分にとって利用しやすい図書館に、目的の本があるかどうかを調べ、貸し出し予約をする場合、大きく二つの方法があると思います。どちらにも共通するのは、借りたい地域の図書館で自分の利用登録をして、カードなどを発行してもらうことです。

1.図書館のサイトや図書館検索サイトで、借りたい本を探し、予約する
2.アマゾンで図書館にあるかどうかを表示させて、そのまま予約する


例えば、辰巳先生が昨年9月の「カイロス会・優しさを考える会」で紹介された、佐藤忠良著『触ることから始めよう』という本を例にとってみましょう。この本は残念ながら既に絶版で、書店で新たに購入することは出来ません。


1.図書館のサイトや図書館検索サイトで借りたい本を探し、予約する
例えば鎌倉にお住まいの方は「鎌倉 図書館」で検索すると、鎌倉市図書館のサイトを見つけることが出来ます。こんなサイトです。

ここから、市内5つの図書館にある本を、書籍名や著者名で検索することが出来るとあります。

また、カーリルというサイトからは、全国の図書館4687館、大学などの図書館も含めると5900館あまりの蔵書をにある本が検索できるようになっています。検索結果はこのように表示されます。

貸し出し予約をしたい時はここから図書館のサイトに飛び、自分が登録したIDやパスワードを入れて行うことが出来ます。


2.アマゾンで図書館にあるかどうかを表示させて、そのまま予約する
この方法はインターネットを利用するブラウザに機能を追加するやり方です。とても便利で、いつも利用しているのですが、MicrosoftIE(InternetExplorere)では使えません。MacSafariや、GoogleのChurome、あるいはFirefoxというインターネット・ブラウザで利用できる方法です(IEだけをお使いの方は、これを機に別のブラウザも試してみるのもよいかもしれませんね)。

本を探す時にインターネットで検索をすると、結果表示の上位の方にアマゾンが出てくるように思います。そこでアマゾンのページに飛ぶと、蔵書の有無などが一緒に表示されるようになるのです。例えば、こんなふうに表示されます。

ここから「鎌倉図書館で予約する」を押すと、もう鎌倉市図書館の予約ページが開きます。

これは、Libron(リブロン)というアプリ(拡張機能)を、お使いのブラウザにインストールすることで可能になります。こちらのページからお使いのインターネットブラウザにあったものを選んでインストールして下さい。


またiPhoneiPadで同様のことができるようにしたアプリ・ライブラリアンが最近リリースされました(無料)。これらの機器をお使いの方はiTunesから、そちらもチェックしてみて下さいね。


書店はどんなに大きなところでも、まだそこに行かないとお店に在庫しているかどうかが分からないと思うんですが、図書館は同じ区とか市の複数の図書館をまとめて調べることが出来るなんて、便利になったものです。おまけに借りる予約をすると、準備ができたらメールで教えてくれますし。
最近図書館なんて利用していなかったという方は、どうぞ本を読む方法の一つとしてご利用下さ〜い。


さて、最後にオマケ情報を一つ。
今回例として取り上げた、彫刻家・佐藤忠良氏。残念ながら昨年亡くなられたのですが、3月の「新・日曜美術館」で取り上げられます。それまでに本を読んでおく…というのは、いかがでしょう?