「いのちを養う食べ方、あなたへの手ほどき」クロワッサン4月10日号（現在発売中）

みなさん、こんにちは。
激しいアップダウンを繰り返しながらも、ようやく温かいと思える日が増えてきた、東京です。染井吉野はようやく今日、開花が宣言されました。この時期は花粉も多いのですが、今年は少ないように感じていて、それが何より助かります。みなさんのところでは、どんな花が咲きはじめましたか？

さて、クロワッサン、もう読まれたでしょうか。特別企画として辰巳先生のページがあります。先生の言葉や文章の特徴の一つは、姿勢が変わらないことだと思います。単行本でも、雑誌でも、新聞の記事でも変わらない。変わるのは自分のほうで、例えば雑誌を読んでいると、ついついのんびりと眺めている。そんな時でも、先生の文章には、ハッとなります。

食べることも訓練の一つ。手を動かしたことのない人は、これでいのちを養っていいという食材があっても、食べられることに気付かず、おいしく食べる方法も分からず、途方にくれるのではないかと心配でなりません。

何時のことだったか、お庭で春の野草を教えて下さったことがありました。蓬や蕗ぐらいはなんとか分かるのですが、その他が分からない。名前では知っている草が、足元にあるのに見えない。そんな光景がよみがえります。季節の緑とともに暮らしている方々には、驚かれてしまいそうですが。。。

ところでこの号には、いつも教室で一緒に準備や調理をされている方々のインタビューも載っています。
「辰巳先生のレシピでスープを作りたいがハードルが高い（高そう）、あるいはどうにも習慣的にならない」という方々が少なからずいらっしゃる。そういう方々のためのヒントがあるのでは…という狙いから、教室のスタッフを取り上げたと、出版社の方から伺いました。僕も、しっかり参考にさせてもらいます！

クロワッサン 2012年 4/10号 [雑誌]

※広告ページに「やる気にさせる家事のコツ。」という特別編集版の紹介が。出てから半年経っているようですが、この中の"台所仕事"というパートに、辰巳芳子流「合理的家事」というページがあるようです。どんなことがでているのだろう。

クロワッサン特別編集　新装版　やる気にさせる家事のコツ。 (マガジンハウスムック)