明日は鎌倉教室です。

みなさん、こんにちは。
ちょっとひんやりとして気持ちのいい青空の広がっている東京です。ここのところ不安定な天候で、今日も所により俄雨があるようです。


さて、明日の教室は「ガスパチョ」と「鶏のスッポン仕立て」の予定です。そう聞いて思い浮かべるのは大蒜と生姜。…ちょっと疲れが溜まっているのかもしれませんね(苦笑)。このスープは「あなたのために」にあります。

あなたのために―いのちを支えるスープ

あなたのために―いのちを支えるスープ

それにしてもガスパチョのイメージは"夏真っ盛り"。それは冷たいスープであること、そしてトマトをつかうことから来るのだと思うのですが、このトマト、生産者によっては今月一杯で終わりなのだそうです。ほぼ一年中入手できるように思っているので、地域や生産の仕方によって収穫できる時期は当然限られていることを、つい忘れてしまっていることを思い知らされます。流通の発達や作り方の多様化で、単純に「トマト」の旬という捉え方は大ざっぱ過ぎるのかもしれません。例えば地域や生産者の方を特定してようやく「旬の時期」が分かる…という状況はずっと変わっていないのに、それを見ないようになっていたのは自分の方なのではないか、と。


ちょっと逸れてしまいました。明日のスープに共通するのは、いつも使っているチキンブイヨンを使わないということですね。その代わりに、野菜、そして鶏肉(手羽先)に活躍してもらう。明日もよい天候でありますように。