聖テレジア病院スープ講習会第二回、開催されました。

みなさん、こんにちは。
朝から青空の広がった七夕、暑かったですね。東京では、夕方にわか雨と共に虹が出ました(…今日も似たような天気でした)。


七夕の一日前、鎌倉雪ノ下教会で医療や介護などに携わる方を対象に、二回目のスープ講習会が行われました。朝からぐんぐんと気温が上がり、まるで夏本番だなぁ…と思っていたら、例年より早く梅雨明けしたというニュース。八幡宮の参道の入り口にも、七夕の飾りが風になびいいていました。


会場は、ご覧のようにぎっしり。今回も、「天のしずく」を撮影したクルーの方々が講習会の撮影を担当されています。この会を主催されている、聖テレジア病院の方の挨拶から、いよいよ講習会が始まりました。この日のスープは、「トマトジュース」と「玉ねぎのぽったら煮スープ」。この他に、「ゴーヤーの擦り下ろし」や麹だけで作られた甘酒など、夏を乗り切るための飲み物が紹介されました。



辰巳先生が繰り返し口にされたのは、「実体を伴う」ことの重要さ。実体のないところに想像力は働かない。本を読めばいい、なんていうのは実体が伴っていないこと。首から上ではなく、手足で生きなくちゃだめ、大事なのは積み重ねですよ…と、色々な場面で繰り返し呼びかけられていました。


そして、長年日赤病院で看護に携わられ、現在は日本赤十字看護大学名誉教授の川嶋みどり先生のお話も。ご自身の体験から、口から食べることが思っている以上に人にとって大事であること、玄米スープ作りに取り組まれた思い出などについて話してくださいました。また、浜松から参加されている方から、実際に玄米スープの効果についての体験談も直接伺うことができました。
最後は、試食。まずトマトジュースから。120名もの方々の試食を用意するスープ教室のスタッフ、この日一番慌ただしい瞬間だったと思います。続いて、玉ねぎのぽったら煮スープ、特別提供の遠野の多田克彦さんのジェラートと豪華なラインナップが続きました。
こういう空をみると、夏もいいなぁと思ってしまいます。この夏初めて、ニイニイゼミの声を聞きましたよ。みなさん、お疲れさまでした。