スープを味わう会、無事終了しました。

みなさん、こんにちは。
秋めいてきたと思ったら、台風接近中で蒸し暑さが戻りつつあるような東京です。そんな行きつ戻りつで、気がつけば10月。一気に今年の残り少なさが実感されますね。


さて、「スープを味わう会」は、土曜日に恵比寿のレストラン・モナリザを会場に行われました。今回は、会場の都合から70名限定ということで、20名以上の方には残念な結果になってしまいました。申し訳ありません。世話人の打ち合わせでは、その方々には次回配慮させていただこうと話をしています。


当日の会場です。一人でも多くの方が起こしいただけるように特別になレイアウトになっています。


そして、レストランが用意して下さった当日のメニューが、各席に。気持ちが、だんだんと盛り上がってきます。


それでは、この日のスープをご紹介しましょう。


スープは三種類です。まずは、ガスパチョで乾杯!です。この時期、赤く熟したトマトはもうなかなか手に入らないと思うのですが、レストランの努力に脱帽です。味も、柔らかな酸味とまろやかな甘みのバランスがとてもよかったです。思わず、教室での試食を思い出しました。河野シェフがおっしゃっていましたが、辰巳先生のガスパチョのレシピはロブションのものに似ているのだそうです。


続いて、茄子と大麦のスープ。この時期、嬉しいスープです。花のついた穂紫蘇がちょこんと。何度も食べているスープですが、このようなお皿に盛り付けられていると気分が変わるものですね。因みに、モナリザで使われているお皿類は、シェフがデザインされたオリジナルのものばかり。


さて、最後は浅利とクルトンが行儀よく乗った小松菜のポタージュ。。。なのですが、河野シェフはこのスープにオリジナルの工夫を凝らして下さいました。とろりとしたスープの底に、海老しんじょうを蒸しあげたもの(フラン)が敷き詰められていました。カップの外からは見ることができないですが、思わず頭の中でこの層になったスープのイメージを想像。こういういただき方も、楽しいですね。


…長くなってきてしまいましたので、辰巳先生のお話は続編で。