辰巳先生から、みなさんへ。

みなさん、こんにちは。
梅雨のさなか、どのようにしのいでいらっしゃいますか?


年齢を重ねるにしたがって、身体が何を欲しているか、とか、何を食べると気持ちが軽くなるか…ということを意識できるようになってきたように思います。面白いものだなぁ、それはそれで悪くないな、と感じます。


今年は6月に入った頃から、酸味のあるものが食べたくなりました。ピクルスを作り、梅ジャムも用意しました。(どちらも辰巳先生の「仕込みもの」のレシピです)


そんな所に、辰巳先生からお電話いただきました。
「ちかさんが、お昼に椎茸のスープを作ってくれたのよ。それを頂いたら、身体がとても楽になったのよ。本当に助かった。椎茸を水で戻しておけば、あとは火にかけて蒸すだけ。是非みなさんにもお伝えしてください」
「ソパ・デ・アホ(にんにくのスープ)も、にんにくをたっぷり炒めておいて持っていると、すぐ作れるはず。これもいいと思う」


誰かのために作るスープは、いつか、自分を救うスープにもなるのですね。

仕込みもの

仕込みもの

辰巳芳子 スープの手ほどき 和の部 (文春新書)

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