炉ばたに学ぶ汁物三種・第三回〜文藝春秋2010年2月号

みなさん、こんにちは。
東京は、相変わらず冬晴れの日が続いてカラカラです。夕焼けが毎日綺麗なのは嬉しいのですが。北日本を中心とした雪も、これ以上ひどくならないと良いのですけれど。気象庁も、予想が外れてしまったこの冬。まだまだ寒い日が続くのでしょうか。


さて、文藝春秋の最新号が発売になっています。普段はほとんど読むことのない雑誌なのですが(苦笑)、なかなか充実した内容ですので立ち読みでも図書館でも構いませんから、目を通されることをお勧めいたします。鍋もの、鰤カマ、それに加えて、先月の鎌倉教室で取り上げられた「ぬちぐすい」と「長ねぎの煮詰め(ブルーテ)」が掲載されています。


鍋物は、土鍋を使った三品。人参と大根を千切りにして使う「汁かけ飯」。あんかけ豆腐に白菜を合わせた「豆腐と白菜のあんかけ鍋」。そしておなじみの「牛すじ肉と香り野菜の横取り鍋」です。千葉県・山武から取り寄せている有機野菜のセットにも、人参、大根、白菜などが入っていてまさに季節にぴったりのメニューが並んでいます。会社の食堂や外食でどうしても野菜が不足してしまう自分にもぴったりで、この連休中にやってみようと思います。もう一つが鰤カマを使った「大寒汁」。焼いた鰤を、酒を使った浸し地に浸けておき、最後に鍋にして食べるというもの。着想から別世界です。まずその味わいを満喫してみたい!


玉葱を使ったブルーテは、作られている方も多いと思います。多く作って小分けで冷凍しておくと、ホントに助かります。あれの長ねぎ版といえるものです。生姜との組み合わせが、いいですねぇ。これも、届いた野菜セットに長ねぎがあったので、早速計8本で作ってみたのですけど、「最低10本はやはり欲しい」とできあがってからその量を見て思いました。でも、しばらくはこれで、美味しく楽しくに過ごせそうです。みなさんも、ぜひどうぞ。


文藝春秋 2010年 02月号 [雑誌]

文藝春秋 2010年 02月号 [雑誌]