暮しの手帖とクロワッサン、もう読まれましたか?

ほ〜。ほんとに暑いですねぇ。
この時期に晴れているのは、作物にはいいことだと思うのですが、人のほうが参ってしまいますね。東京は、冷房無しでは寝られず、かといってつけて寝れば妙に疲れて朝を迎えます。みなさん、どうぞご自愛下さい。


さて、先週末に店頭に並んだ二冊の雑誌はもう目を通されましたか?
毎号の連載に加えて、新しい視点の「流動食」を特集したクロワッサン。

クロワッサン 2010年 8/10号 [雑誌]

クロワッサン 2010年 8/10号 [雑誌]

素材毎に調理をして、ミキシングしたり、ペースト状にして持っていて、その時々に応じて組み合わせて使う…。けんちん汁に代表される、素材毎の味わいがちゃんと残りながら、それでいて一体感が生まれている状態を思い起こしながらも、素材毎の状態で作っておくということに新しさを感じてしまいました。


もう一冊は、暮しの手帖。高度成長期には随分ポピュラーだった雑誌だと思いますが(母がよく読んでいた記憶があります)、最近内容が面白いと個人的に感じていたところ。こちらは、「夏の飲み物」という特集です。

氷を溶かしながらじっくりといれる玉露から、おなじみのトマトジュースや玄米スープ。麦湯や甘酒などが取り上げられています。そこに流れているのは

 各季節をしのぐだけではなく、次の季節を迎えうつ心組みを持って、その季節のものを食べていくのが大切

という言葉に凝縮された生き方です。何度聞いても目にしても「はっ」とした気持ちになってしまうということは、まだまだ自分の身についていないと言うことなのでしょう。。。


さて、みなさんは何からいただきますか?