土曜日の鎌倉

みなさん、こんにちは。
今日の東京は、温かいというよりも、暑いくらいでした。上着にネクタイという人は一時期よりも減りましたが、だんだん辛い季節…ですね。


先週末の鎌倉も良い天気で、鶯も澄んだ声でさえずっていました。だいぶ濃くなった緑は、眩しいくらい。毎年6月に花をつける岩タバコも、よ〜くみると、もう小さな花芽を付けて、来月が楽しみです。


さて、教室では、各地のスープ講習会で講師をしている対馬さんが辰巳先生の助手として登場、白隠元豆とその煮汁を使い、スペアリブやキャベツで具沢山の「ガリシア風スープ」と、辰巳先生がこれはもう薬に近いのでは…と言われる「トマトジュース」を実演しながら詳しく説明。

両方のスープに共通するのは、セロリ、玉ねぎ、人参という香味野菜で炊くということ。香り高い野菜の出汁とでもいうようなそれは、まさに絶妙な組み合わせ。それをベースにさらに他の食材を組み合わせていくか、元のまま味わうか、という二種類がこの日のスープ。
特に「母はこれを昭和21年からやってましたよ」というトマトジュースでは、そのことがよりストレートに味わえます。教室を終えられた辰巳先生は、その日のうちに三杯飲まれたとおっしゃっていました。
初めて口にされた方は、どんな印象を持たれたでしょうか。