杜の会教室、新たにスタートしました!

みなさん、こんにちは。
昨日は朝から冷たい雨だった東京ですが、今日は朝から気持ちのよい青空がひろがりました。。。けれど、その後は南関東を中心に何度か雷雨。みなさん、濡れて風邪などひかれませんように。


さて、今日はいつもご紹介している鎌倉の教室ではなく、杜の会教室を取り上げます。辰巳先生のスープを学ぶことができる教室は、神奈川県に3つありました。そのうちの一つ・杜の会教室は、ここ数年休会となっていましたが、今月から新しいコース設定で再開しました。その第一回が、10年近くの長い期間入会を待っていただいた方々をお迎えして開かれるというので、その様子を覗かせていただきました。


杜の会教室は、1998年に作られた横浜市栄区社会福祉法人・杜の会の調理室や教室をお借りして行われています。
話がそれますが、ここではパン、うどんなどを作り販売しています。教室のスタッフの間でも美味しいと評判のうどんは、辰巳先生のアイデアで白梅酢を防腐剤がわりに使っています。そうです。梅干しを作ったことのある方ならお分かりですよね、副産物としてとれる白梅酢。辰巳先生の本では、魚を洗ったりすることに使われたりもしていますが、こういうことにも活用できるのですね!


13時。いよいよ開講です。鮮やかな山吹色を身につけて、辰巳先生が前に立たれて、お話を始められました。
「長い間お持ちくださったみなさん、本当にようこそ起こしくださいました。ぜひ、みなさんがスープを習いたいと思われたきっかけを教えて下さい。習いたい方の気持ちを受けることで、よりよくお教えできるものです」


この日取り上げられたのは、一番出汁とそれを使った揚げ出し豆腐の味噌汁、それに先日の鎌倉教室でも取り上げたトマトジュースです。ここのところご多忙なこともあり、体調が万全ではなかった辰巳先生からバトンタッチして、太田さんが講師をつとめました。
「完熟のトマトを手に入れるには、生産者の方とのつながりも必要になります。今日のトマトは、水耕栽培のもので、ちょうどこの時期が旬。露地栽培のものはもう少し後ですよね」
皮の剥き方、刻み方、炊き出し方…時に多くの方が実演しているテーブルを取り囲むように集まりながら教室は進み、15時前に終了。
初めて参加されたみなさん、スープの印象はいかがだったでしょうか。とても気になるのですが、後片付けにバタバタして、聞き逃してしまったのが心残りです。


ご参考〜トマトジュースは何冊もの本に掲載されていますが、例えばこちらに。

辰巳芳子スープの手ほどき 洋の部 (文春新書)

辰巳芳子スープの手ほどき 洋の部 (文春新書)

揚げ出し豆腐の味噌汁は、こちらに出ているものが参考になると思います。
いのちの食卓 (マガジンハウス文庫 た 2-1)

いのちの食卓 (マガジンハウス文庫 た 2-1)