ささがき牛蒡

穴子天の味噌汁の吸い口として、ささがき牛蒡を作っている時のこと。


「あら、ちょっと大きいんじゃない?」
「あ、そ、そうですね、すみません。。。」
「牛蒡と包丁の角度が寝過ぎているのよ」


「包丁の先は、まな板に当てないように!」
「はい!」



鉛筆をナイフで削ったこと、ほとんどありません。遊び半分ぐらいです。牛蒡が綺麗に削れた鉛筆のようになりながら短くなっていけばいいんですが、手慣れていないことが一目瞭然です。。。目の前に見本を置きながらなのですが、ちょっと気を抜くと頭が身体に持っていかれてしまいます。


包丁も、何でもこれ一本というわけにはいきませんね。ささがきがどういうことか、料理の基本書にでてはいても、食材の切り方によって適した包丁にも違いがあることまでは、お目にかかったことはありませんね。そういえば。


※写真の牛蒡、もう少し細目になっている状態を目指すべきものであります(^_^;)ゞ