今年もよろしくお願いいたします

みなさん、こんにちは。
そして新しい年、おめでとうございます。寒いですね、この冬は。何度口にしたか分かりませんが、はい。今月末頃には、色の濃い桜が見頃になる沖縄が羨ましいです。



さて、松の内に辰巳先生の出演された番組が二度も再放送されて、2013年が始まりました。
葱のスープ、関心高いですよね。早い時期からこれだけ風邪が流行って、おまけにノロ・ウィルスまで。おまけにアメリカでは、インフルエンザが流行中。気温が下がるというのは、生活はもちろんですが、身体にもこれだけ影響があるものなのかと、改めて思い知らされたこの冬。どうぞみなさん、いつも以上に、体調維持にお気をつけ下さい。。。そう書きながら、珍しく少々風邪気味で鼻と咽をやられています(汗)。


わが家の冷蔵庫、詰まり具合が普通の状態に戻りました。大晦日から三が日は、お正月用に作った黒豆、田作りとお煮しめハ種類が家中の琺瑯容器総動員状態で、冷蔵庫を占領…みなさんのお宅の冷蔵庫はどんな状態だったでしょうか?
この計十種類、材料の準備から完成までに二日半ぐらいを要し、ここから品数を増やせずにいます。次の一品のお勧めがありましたら、アドバイスよろしくお願いいたします!


ところでお煮しめを作られた方々は、昆布だしに、二番出汁、はたまた梅干しを使うものや、みりんや醤油を使うもの…分けて作ることを、不思議に思われたことはないでしょうか。初めの頃は順序通り作ることで精一杯だったのですが、組み合わせ方の理由は何だろうと気になっています。食材の味や力の強弱によるものではないか…などと考えたりもしたですが、どうもすっきりしません。例えば、牛蒡のように癖が強い野菜も昆布出汁、かと思えば鳥団子も昆布だし(+椎茸の煮汁)です。


ふと思いついて、今年は食べきった後に、煮汁をなめ比べてみました。そして、あることに気付きました。それは、食材の味が引き出されて溶け込んでいる汁と、出汁や食材のうま味が渾然一体としている汁があることです。牛蒡や人参は、雑味無くすっきりとその味が溶けていました(下茹でちゃんとしますし)。鳥団子などは、このままうどんの汁に出来そうな濃厚な味です。また汁が殆ど無くなるぐらいに煮詰めるものもあります。そんな訳で、今現在の自分の考えでは、「引き出すもの」「渾然一体とするもの」「絡めるもの」に分かれ、それぞれ適した食材がそれに合う出汁や順番で組み合わされている…のではないかというものです。
みなさん、どう考えられますか?いろいろなご意見、お待ちしていまーす♪


それでは、今年もよろしくお願いいたします!