土曜日は、今年最初の鎌倉教室です。

みなさん、こんにちは。
週のはじめまでは真冬のような天候が続いている中で、半ばからは「20℃ぐらいになりますよ」と天気予報は言っていましたが、半信半疑でした。でも…温かくなりましたね!花粉もずいぶん感じるようになってしまいましたが。それでも、春を実感出来るようになってきたのは嬉しくて、外に出たくなってしまいます。

さて9日は、今年最初の教室。スープは「野菜コンソメ」と「スペインのおじや風スープ」です。


何種類もの野菜の、出汁というかジュースのような野菜コンソメ。教室で初めて口にした時は、衝撃的でした。素材はすべて知っているものなのに、全く初めての味わいでした。

スープ、汁ものを大別すると、二つに分類できると思う。1)旺盛ないのちを、いたわり続けるもの。 2)弱っているいのち、弱りゆくいのちの、その弱りに応じた力添えを果たす。さながら一つの使命を帯びているもの。

とあるのは、『スープの手ほどき 洋の部』。野菜コンソメが属する2)は、身体の細胞に染み込んでいくような汁ものが多く含まれています。その時々の体調で、その感じ方も少しずつ変わるように思います。土曜日は、どんなふうに感じるか、改めてアンテナをピンと張りなおし、いただこうと思います。

辰巳芳子スープの手ほどき 洋の部 (文春新書)

辰巳芳子スープの手ほどき 洋の部 (文春新書)

スペインのおじや風スープは、例えばこちらに。
辰巳芳子の展開料理 基礎編

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