赤ちゃんの食事

みなさん、こんにちは。
不安定な天候が続いている地域もあるようですが、東京は暑い日が続いています。それでも空は高く感じるようになってきましたし、銀座の露地でコオロギの声を聞くようになってきました。何とか大丈夫と思っていても、疲れが溜まっているものです。どうぞみなさんも、体調管理お気をつけ下さい。


先月、生後約半年のお子さんのお母さんから、ご質問を頂きました。「辰巳先生のスープやお料理を離乳食にうまく取り入れられた方がいらしゃったら、どのようにされたか教えていただけないでしょうか」というものです。


ずいぶん前に、ボンファムなどのポタージュをミキシングした状態で赤ちゃんにあげる…と教室で伺ったように思うのですが、先日辰巳先生とお話しする機会がありましたので、お尋ねしてみました。

ポタージュの原形、ミキシングをしたもので、牛乳を加える前のものがいいわね。野菜はもちろん、お豆もいいんじゃないかしら。

また、「スープの手ほどき・洋の部」の中で矢板先生は、

子供と病人向けのスープサービスで、もっとも好評なのがポルトガル風人参のポタージュ。

青菜類は案外、乳幼児や高齢者、病人にとって食しにくく、生のままでは消化もしにくい。ポタージュ・リエにすることで、格段に口にしやすくなる。

と書かれています。この辺りがヒントなのだと思います。


さて。ここで先輩のみなさんに、お願いがあります。それは"つくり方の工夫"です。ちょっと目を離すとすぐ泣いてしまったりする赤ちゃん。細切れになってしまいがちな時間をうまく使って調理をするために、どんな工夫をされましたか。例えば、一度に作りきらずに途中まででいったん終えて、別の機会に次のステップから始める…といったようなことをされたりしたのでしょうか。どうぞ、新しくお母さんになった方々に、ぜひアドバイスをお願いいたしま〜す♪

 

辰巳芳子スープの手ほどき 洋の部 (文春新書)

辰巳芳子スープの手ほどき 洋の部 (文春新書)